中学受験にも英語!?もはや英語は「余裕があればやる」ではなく、「学ぶ時代」へ

2020年から始まる小学校の英語の教科化。

 

それに伴い、今や中学受験でも英語を取り入れる動きが活発化しているのはご存じでしょうか?「まだうちの子小学生だし、国語や算数の方が大事だわ」というのは正論でもあるものの、一方世の中では英語が「余裕があればやる」習い事ではない時代に入りつつあります。そこで、今回は中学受験と英語についての最新動向をご紹介します。

 

2018年首都圏の中学入試の動向

 

現在、首都圏の中学入試では、国語・算数・社会・理科を含めた4教科型が主流で、ほかには国語・算数の2教科型、また都立中高一貫校の適性検査型などがあります。

ところが、ここ数年の傾向では本来まだ教科として習っていない英語が中学入試に導入されています。

実際、今春2018年度の首都圏の中学入試においては、英語を選択して受験できる「選択入試」を採用した中学校が112校にも及び、年々増加傾向をみせています。

特に私立中学校ではその傾向が顕著になっていて、112校のうち111校が私立という結果からも、元々英語教育に力を注いできた学校側の教育姿勢がより明確になってきています。

 

英語での受験は門戸が開かれつつある

 

また、受験で選択した英語は必ずしも筆記試験が主流ではないようです。実施された英語の試験内容を調べてみると、リスニング力やスピーキング力を評価する内容の出題も多く、これまで英語の文法や単語を学んだことがなくても、英会話教室で楽しく学んだ経験のあるお子さんが受けやすい内容の学校もあります。

このことから、実は英語での受験は門戸がどんどん開かれてきていることがわかります。

 

帰国して数年経った帰国子女も挑戦するチャンス

 

さらには、今までは帰国子女も数年経過すると「帰国生枠」では受験資格が得られず、英語が得意でも一般枠で受験せざるをえませんでしたが、最近では自らの得意分野を生かして、中学受験で英語を選択して受験に挑戦するケースも増えてきています。

今後ますます急速に進むグローバル化に向けて、早いうちから英語の力を伸ばしたいと望む家庭にとっては、英語で受験できる学校を選ぶのは、ある意味自然な流れでもあるのです。

 

2020年以降の中学受験はどうなるか?

 

それでは、2020年以降小学校で英語が教科化された後の中学受験はどうなるでしょうか?現在のところ各進学塾などの予想では、2022年から本格導入されるのではという見方がなされています。

つまり2020年に小学5年生のお子さんが、英語の本格導入後の最初の中学受験を迎える時が可能性が濃厚であるということです。

そこで、英語が中学受験で本格導入されることで「選択」から「必須」化の動きも加速するのではないかと言われています。

 

英検を取っていると中学受験に有利に!?

 

皆さんがご存じの英語検定(略して英検)も、今後は取っておくことでさまざまなメリットが期待できます。例えば、中学受験の際に英検を取っていることで、なんらかの優遇処置がある中学や、入学後にもメリットのある私立中学校が増えているのです。

 

<英検のメリットの一例>

受験の試験免除、合否の判定優遇、受験科目の点数加算、出題優遇など

(合格後)授業料など費用免除、奨学金や給付金、単位認定など

 

英検のメリットについては、各中学校によって条件が異なります。詳しくは各学校へ問い合わせするか、HP等で調べてみることをおすすめします。また、英検の学習は毎日の積み重ねが重要です。計画的に英語の学習を進めて、お子さんが無理なく取得できるように親のサポートもしてあげましょう。

 

今後の中学受験は、やっぱり「英語」がターニングポイントに!?

 

このように、今まではスイミングやバレエといった「習い事の一つ」として数えられてきた英語も、今後は本腰を入れて学び始めさせる家庭はますます増えていくでしょう。

その動機は、子どもがより質の高い教育を受けるためであったり、英語に特化した教育環境を得るためであったり、受験そのものに有利に働くためだったりと、理由はさまざまです。

しかし、我が子の将来を真剣に考える家庭ほど、英語を重視する傾向は高まりを見せていきます。一方、「でも英語はまだまだ先でいい」と考える家庭との情報格差もますます広がっていくことも予想されます。

もちろん、学力で人の幸せや成功をすべて推し量るものではありませんが、こうした英語への意識の差が進路先の選択の幅にもつながり、そのまま経済格差を生みかねないのが今後の教育環境とも言えるのです。

 

 

是非おススメの記事

・日本英語検定協会

英検3級は、すでに中学卒業レベル。入学の段階でその資格をもつと首都圏の私立中学は断然優位に!英検を優遇する中学校

・スクールポット

中学受験の意義が書かれた記事です。ご参考に。

・ベネッセ教育情報サイト

賛否両論ありますが、小学生からの英語は個人的に賛成です。第一これまでの英語学習で、英語を話せる、聞き取れる大人が周りにいますか?少なくとも、早い時期に多くの言葉に触れる、浴びるほうがいいと思います。受験にかかわらず、日本語のみしか話せない人は不遇の道をたどることに。

小学生から英語を学ぶ必要性について。

・文部科学省

文科省も提示しています。できるだけはやく英語を習得することが子供の可能性を広げてくれると。