英語字幕なしで映画が見たい! おすすめの学習方法

「海外の映画作品を字幕なしで見れたらいいな…」

そんな風に思ったことはありませんか?

でも現状では字幕なしで俳優たちの会話を聞いても、「??」ということも多いですよね。よく「好きな映画を100回見れば覚える」といわれても、実際やってみると難しいものです。

いつかは字幕なしでわかるようになりたい。

でもどうやって?というところが一番の問題。やはり英語の音声を聞き取るコツを知らないと、英語のリスニング技能は上達しません。そこで、今回は映画を観てリスニング力をUPする方法についてご紹介します。

 

■ディクテーション

ディクテーション(dictation)とは、読み上げられた外国語文章単語を書き取ることです。英語の学習ではよく行われるものですが、映画好きなら「鑑賞」と「学習」を一緒にやってしまえばいいのです。それでは見ていきましょう。

 

(その1)映画えらび

好きなジャンルで、自分にとって比較的聞き取りやすいスピード感の英語を話している作品がおすすめです。

また好きな俳優がいる場合、その人の作品を数本追うことで俳優の話すアクセントも聞き取りやすいこともあるので、シリーズで試してみるのもいいでしょう。

 

(その2)好きなフレーズ、決め台詞を覚える

まずは一度通して鑑賞して、主人公のよく使うフレーズや決めゼリフが出たらピックアップします。筆者の場合は「007」シリーズがお気に入り。ジェームズ・ボンドの決めゼリフ“A martini. Shaken, not stirred.”(「マティーニを。ステアでなくシェイクで。」)はあまりにも有名で、映画を見ると思わず呟いてしまうフレーズですが、最初はこのように耳に残るフレーズが最適です。

 

(その3)選んだフレーズを繰り返し聞く

ポイントは集中して聞くこと。英語が母国語ではない私たち日本人にとっては、集中して聞かないとすぐに聞き流してしまいがちなので、「聞き取れた!」と思うまでやります。

 

(その4)聞き取れたか確認

聞き取れたフレーズを書いて答え合わせをします。英語を「目で見て書く作業」ではなく、「聞いて書く作業」にすることで、リスニング力がUPします。またディクテーションをおこなうことで、「特定の音が聞き取りにくい傾向がある」「難しい単語がまだまだ弱い」「集中して聞くことで最初の方を忘れてしまう」など、自分の弱点を洗い出しすることもできます。このように、ディクテーションは英語学習の中では地道な方法ですが、効果は高いのでおすすめです。

 

<ディクテーションのメリット>

・ネイティブのスピードに慣れる

・聞き取りにくい音声を細かく確認することでリスニング力UP

・自分の弱点を認識することで、学習に生かせる

 

<ディクテーションのデメリット>

・集中して取り組まないと身につきにくい

 

■シャドーイング

シャドーイング(shadowing)とは、英語を聞き、それをマネて追いかけるように発音していく方法です。録音して後で聞けるようにすることで、自分のスピーキング力のチェックもできます。それでは見ていきましょう。

 

(その1)映画で英語のセリフをシャドーイング

字幕なしの映画で好きな登場人物が話し始めたら、聞こえてくる英語を集中して追うように発音していきます。なるべく音声に遅れないようにがんばってついていきましょう。

 

(その2)録音した自分の音声を確認

自分のシャドーイング音声を聞いて、ネイティブスピードについていけなかった箇所や、発音できていなかった箇所、英語らしい抑揚リズムやイントネーションになっているかを確認します。

 

(その3)映画を字幕つきで確認

今度は映画を英語字幕つきで確認してみましょう。字幕を見て、英語の内容が合っていたか、また聞き漏れや発音漏れがないかをチェックします。

 

(その4)もう一度字幕なしの映画でシャドーイング

2度目のシャドーイングでは、確認した箇所に気をつけつつ、より英語らしく発音するように意識しながら行います。たいていの人は、1回目より2回目の方が発音できるようになっているはずです。

 

<シャドーイングのメリット>

・集中して聞きながら話すことで、リスニング力だけでなくスピーキング力もつく

 

<シャドーイングのデメリット>

・(スピーキングも入る分)ディクテーションより難易度が高い

 

いかがでしたか?

一見すると、「シャドーイングは結局スピーキングだから、字幕なしの映画を見る力がつかないのでは?」と疑問に思う人もいるかと思いますが、シャドーイングを練習する過程で否応なしにも聞き取ることに集中することになるため、結果的にはリスニング力がUPするのです。

海外の映画好きな人には、おすすめの2つの学習方法「ディクテーション」と「シャドーイング」で、英語を楽しく学びましょう。

 

 

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・TOEFL Web Magazine

映画一本まるごとディクテーションのすすめ

・サイマルアカデミー

英語上達のコツ「シャドーイング」のコツ

・DMM英会話

日本語を母国語とする私たちにとって「聞く流すだけでペラペラ」というのはありえないでしょう。

聴くことに集中する環境をまずつくってくれるのが「ディクテーション」なのです。

それが「一石四鳥」の働きを持つのですって!

 

最期に太鼓判を押したいのが、リクルートのスタディサプリですね。

「ディクテーション」も「シャドーイング」も盛り込まれています。ここの英検2級レベルを習得しておくと海外でまず話したい相手に入り口として声をかけられるに違いありません。緊張というのは準備不足からくることが多いのです。